こんにちはー!!くまでーす!!
今回取り上げるのは、2023年10月に現役引退を発表し、ウマ娘としては史上最速実装となったデアリングタクトを紹介します。
今回の記事では、なぜ、「デアリングタクトがウマ娘としては史上最速実装なのか」や、「そもそもデアリングタクトってどういった馬なの?実際の成績は?」といった疑問に対して、今回の記事では、「デアリングタクトがウマ娘としては史上最速実装の理由」や「デアリングタクトが残した偉業」について書いておきます。
それでは早速行ってみましょう。
デアリングタクトとは

まず、デアリングタクトについて軽く紹介しますと、2017年4月15日に生まれ、現在も生きている競走馬です。
名前の由来は、後述する血統の父名と母名からの連想で、日訳で「大胆な戦法」を意味します。
血統

デアリングタクトの血統としては、父エピファネイア、母デアリングバードの間に生まれ、母の父には2010年・2011年のリーディングサイアーを取ったキングカメハメハがいます。
なお、上記の血統表を見て父の母に「シーザリオ」がありますが、ご察しの通り、デアリングタクトはスペシャルウィーク及びマルゼンスキーの子孫に当たります。
戦績
デアリングタクトの生涯戦績としては13戦5勝、うち勝鞍が以下のボックス内の通りです。
- 桜花賞(G1)
- オークス(G1)
- 秋華賞(G1)
- エルフィンステークス(オープン)
伝説
デアリングタクトの伝説ですが、2つありまして、最初に1つ目を語るとすればやはり牝馬三冠を取ったことでしょう。
今まで牝馬三冠はメジロラモーヌを始めとして5頭しかいなかったのですが、デアリングタクトが取ったことにより、史上6頭目となる三冠牝馬となりました。
しかも、ただ三冠牝馬に輝いたのではなく、なんと、競馬史上初の無敗での三冠牝馬に輝いたのです。
この「無敗牝馬三冠」がどれだけすごいのかといいますと、シンボリルドルフが「競馬史上初の無敗三冠馬」に輝いたのと同じくらいすごい偉業です。
続いての伝説ですが、負けたレースになってしまうのですが「2020年ジャパンカップ」も挙げられます。
ジャパンカップ自体、開設して以来毎年行われてるのですが、2020年のジャパンカップは、一言で言ってしまえば「とんでもないジャパンカップ」となったことでしょう。
なんせ2020年に行われたジャパンカップの出走馬中には無敗三冠牝馬のデアリングタクト、ディープインパクト以来15年振りにして史上初の親子無敗三冠馬となったコントレイル(父ディープインパクト)、三冠牝馬にして現代競馬最強と名高いアーモンドアイ(父ロードカナロア)が揃ってしまったのです。
つまり、どういうことかというと、一つのレースに三頭の三冠馬が揃い踏みをしてしまった事態となります。
ウマ娘で言ってしまえば、ミスターシービー・シンボリルドルフ・メジロラモーヌが実際の競馬で同じレースに揃い踏みをしてしまうぐらいの大事件です。(ミスターシービーとシンボリルドルフは過去に対決したことありましたが、結果は両方惨敗でした。)
レース結果としては、デアリングタクトは3着になってしまったのですが、1着がアーモンドアイ、2着がコントレイルとなり、1位〜3位まで三冠馬がかっさらうという異常事態となりました。
ウマ娘におけるデアリングタクト
ウマ娘におけるデアリングタクトは下記の画像になります。

担当声優は羊宮妃那さんです。
デアリングタクトは、ウマ娘史上としては初となる「当時現役だった競走馬がウマ娘で登場」という前代未聞の事態が発生しました。
そもそも、ウマ娘になる競走馬にはいくつか特徴があり、大まかに分けますと、1つ目が「すでに現役を引退してるが生きている競走馬」であり、もう一つが「すでに亡くなっている競走馬」が挙げられます。
上記で挙げた「すでに現役を引退してるが生きている競走馬」「すでに亡くなっている競走馬」に関して、共通として「人々の記憶に残った名馬たち」が挙げられます。
1つ目の「すでに現役を引退してるが生きている競走馬」のケースで言えば、現在種牡馬として運用されているゴールドシップを始めとした現役種牡馬、現在繁殖牝馬として運用されているダイワスカーレットを始めとした現役繁殖牝馬、種牡馬及び繁殖牝馬を引退し余生を過ごしてる功労馬としては、タニノギムレット・グラスワンダー・ハルウララ等が挙げられ、もう一つの「すでに亡くなっている競走馬」で言えば、サイレンススズカ・ライスシャワー等が挙げられます。
その中で登場した今回のデアリングタクトは、実装発表当時、現役の競走馬でした。
「今はもう引退してるじゃん」と声が多そうですが、そもそもデアリングタクトが発表されたのは2022年7月27日のぱかライブTVにおいてウマ娘の実装が発表されました。
加えて、2023年10月4日から始まったキタサンブラック主人公のシーズン3のアニメでは、異例の「現役競走馬のデアリングタクトがウマ娘としてアニメに登場」という事態となりました。(デアリングタクトの現役引退が発表されたのはアニメ放映翌日の5日のことでした。)
まとめ
まとめに行きましょう。
デアリングタクトは、無敗で牝馬三冠を成し遂げた偉大な名馬ということがわかりました。
他には、ウマ娘史上最速実装の理由が「実装当時、現役競走馬だった」ということがわかりました。
私自身、デアリングタクトと声が出たとき、最初は「いやねーだろ、現役競走馬だぜ?」と思い、せいぜいシーザリオあたりかと考えてました。
しかし、公式からデアリングタクトと発表されたときは「マジかよ!!」となりました。
現在デアリングタクトは現役を引退し、今後は繁殖牝馬として、子供を残す役割があります。
私としては、その子どもたちが無事に現役を終えられるように祈っております。
それでは、次の記事でお会いしましょう、ではまた!!