こんにちはー!!くまでーす!!
今回は、今度映画公開される「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」についてお話します。
今回の記事は
- 閃光のハサウェイってどんなストーリーだったっけ?
- 閃光のハサウェイに出てくるキャラとロボットって何がいるの?
こんな方に向けてガノタ歴20年の私が説明しております。
さて、それでは本題に行ってみましょう。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイとは
さて、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」はどのようなストーリーかといいますと、以下ウィキペディアからの引用したあらすじと私の要約で説明します。
宇宙世紀0093年。後に「第二次ネオ・ジオン抗争」と呼ばれる戦火のなかで、ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアは、初恋の少女クェス・パラヤの死や戦場で死んでいく人々の魂の声、そして伝説のニュータイプ戦士アムロ・レイと人類粛清を掲げたシャア・アズナブルの生き様を目の当たりにした。
それから時は流れ、青年へと成長したハサウェイは、地球連邦政府の高官ら特権階級の人々が地球の汚染を加速させており、「人狩り」とも呼ばれる強引な手段で民衆を宇宙に送り出す政策によって地球を私物化していることを知る。これまでの戦争で死んだ全ての人々の行為を無下にしないため、ハサウェイは反地球連邦組織「マフティー・ナビーユ・エリン」への参加を決意。
やがてハサウェイは組織の表向きのリーダー「マフティー・ナビーユ・エリン」として、アムロからは「ガンダム」を、シャアからは「地球の保全」という遺志をそれぞれ受け継いだ戦士となる。
マフティーによる腐敗した特権階級の粛清がスペースノイドたちから歓迎されるようになった宇宙世紀0105年4月19日。
マフティーの討伐を命じられたケネス・スレッグ大佐は、特権階級専用往還シャトル「ハウンゼン」で地球に降下する途中、植物監察官候補として降下しようとしていたハサウェイと、このシャトルには似つかわしくない少女ギギ・アンダルシアと出会うが、大気圏へ突入し始めたとき、突如マフティーを名乗る集団にハイジャックされる。機内にはアデレードで行われる連邦議会に出席するため、連邦政府高官らが多数搭乗していた。
以上があらすじとなりまして、ここから私の要約で説明します。
まず、「閃光のハサウェイ」自体は、「逆襲のシャア」の続編となっておりますが、厳密には同じ「逆襲のシャア」でも、小説版「逆襲のシャア(後のベルトーチカチルドレン)」の後物語となります。
そもそも、ガンダムの総監督であり、閃光のハサウェイを執筆した富野由悠季監督は、元々「逆襲のシャア」を自ら執筆した小説ベースで映画化を進めようとしたところ、ある人に「アムロに子供がいるとはなんてことだ!!」との理由で、小説版をベースに、ところどころアレンジした、映画版の「逆襲のシャア」が上映されました。
そして、後に富野監督が執筆した小説として「閃光のハサウェイ」が角川より出版されました。
そして、時は流れ2019年、なんと、サンライズの方からまさかの「映像化」が来て私含むガンダムファンは歓喜となりましたが、ここで起きた問題が「コロナウィルス」となります。
まぁ、話は脱線してしまいましたが、話の流れ及び歴史としてはだいたいこんな感じです。
次に登場人物について語ります
主な登場人物
さて、登場人物ですが
- ハサウェイ・ノア
- ギギ・アンダルシア
- ケネス・スレッグ
- レーン・エイム
- ブライト・ノア
の順で解説します。
まずは「ハサウェイ・ノア」からです。
なお、声優は「劇場版」ベースです。
ハサウェイ・ノア(声優 小野賢章)
まず、閃光のハサウェイの主人公である「ハサウェイ・ノア」ですが、バックストーリーとしては以下になります。
ガンダムシリーズとして登場したのは「Zガンダム」からで、その時はまだ7歳の子供でしたが、その「6年後」の舞台となる「逆襲のシャア」ではニュータイプ少女である「クェス・パラヤ」に恋心を抱き、「ネオ・ジオン」側に行ったクェスを取り戻すべく「ジェガン」を駆り、出撃します。
上記までは小説版と劇場版逆襲のシャアの途中までの流れとなります。
以降がそれぞれの逆襲のシャアにおける事の顛末です。
まず、劇場版ですと、チェーン(劇場版のアムロの恋人)が駆る半壊した「リ・ガズィ」が放ったグレネードがクェスがハサウェイを庇う形で「α・アジール」の頭部に直撃し、クェスはその儚い命を散らします。
そして、激昂したハサウェイは、なんと、そのまま「半壊したリ・ガズィ」を撃ち抜いてしまいます。
その後、ハサウェイは呆然としながら「アクシズ」の行く末を見届けます。
以上が劇場版の顛末となります。
一方で劇場版はといいますと、無断でジェガンに乗って出撃したのは同じですが、「α・アジール」の近くで戦闘していたアムロを援護すべくライフルの引き金を引いたところ、その流れ弾が運悪く「α・アジール」の頭部に直撃します。
そして半ば呆然として「あ、殺しちゃった・・・」とつぶやいてしまいます。
このことが原因となり、12年後の「閃光のハサウェイ」でもそのトラウマを引きずっております。
そして、「閃光のハサウェイ」ではこともあろうにテロリスト集団である「マフティー・ナビーユ・エリン」として活動を開始してしまいました。
彼は、「逆襲のシャア」以降で起きた「地球連邦軍の腐敗」を見てしまい、なおかつ、シャアが唱えていた「人類を産んだ地球を滅亡させてはならない。保全すべきだ」という事に共感をしてしまい、テロリストである「マフティー」としての道を歩んでいきます。
事の顛末では、最終的に捕らえられて、「銃殺刑」で処刑をされてしまいます。
以上がハサウェイ・ノアの人生と原作小説の顛末となります。
続いてが「ギギ・アンダルシア」となります。
ギギ・アンダルシア(声優 上田麗奈)
さて、ギギ・アンダルシアはどのような人物かといいますと、閃光のハサウェイでは「ヒロイン」という役割を持っております。
「ヒロイン」でもハサウェイとは恋仲にはなりません。
「ガンダム界の大手保険会社の創業者」である「カーディアス・ばウンデンウッデン」の愛人として登場し、ハウンゼンに乗ったところ「ハサウェイ」と「ケネス」に出会い、そこでハイジャック事件が起きますが「ハサウェイ」と「ケネス」が協力したおかげで鎮圧されます。
そして、ケネスが所属する「地球連邦軍」、ハサウェイが所属する「マフティー」双方に行き来をして、最終的には日本の「九州」に移住することになります。
なお、彼女には「予知能力的ななにか」がありまして、本作で登場する「ニュータイプ」とは違った意味での「能力者」でもあります。
ギギ・アンダルシアについては以上です。
続いてが「ケネス・スレッグ」です。
ケネス・スレッグ(声優 諏訪部順一)
そして、ケネス・スレッグの紹介です。
彼は、地球連邦軍に所属し、上記の経緯からハサウェイ外友人関係になり、さらに、ハサウェイの父親である「ブライト」とも職業上顔なじみのある方でもあります。
閃光のハサウェイのラストではハサウェイの処刑をなるべくブライトに知られないようにしつつ奮闘したのですが奮闘虚しく執行したのがブライトとなってしまう結末になってしまいました。
物語終了後には、ギギと一緒に日本の九州に移住をし、優秀なパイロットを育てる教官として辯をふるいます。
続いてが「レーン・エイム」です。
レーン・エイム(声優 斉藤壮馬)
そして、「レーン・エイム」の紹介に移ります。
彼はケネスの部下に当たるパイロットで、モビルスーツ「ペーネロペー」を駆る青年です。
彼のパイロット技術は眼を見張るものがあるのですが、少し「ツメが甘い」部分もところどころ散見します。
最後にはケネスから馬の調教鞭を昇進祝いとしてプレゼントされ、彼の物語は終了します。
ブライト・ノア(声優 成田剣)
さて、最後に閃光のハサウェイを語る上で欠かせない人物として「ブライト・ノア」を紹介します。
ブライトは言うまでもないガンダムシリーズの「名艦長」です。
そして、主人公「ハサウェイ」の父親でもあります。
彼が乗った戦艦は「ホワイトベース→アーガマ→ネェル・アーガマ→サラミス級→ラー・カイラム」と数多の戦艦に乗り、部隊を指揮してきました。
そして、閃光のハサウェイでは、軍を退役し、レストランでも開こうかと考えておりましたが、ブライト自身は知らなかったのですが、まさか「時分の息子がテロリストだった」ということには最後まで気づかず、更には「知らない間にハサウェイを銃殺刑にされた」ということを連邦になすりつけられてしまいます。
そして、彼は「Ξガンダム」を見てこう言います。
「歴代のガンダムパイロット達はみんな反骨精神を持った人間だった」と。
以上で登場人物の紹介は終了とさせていただきます。
次が「登場モビルスーツ」です。
登場モビルスーツ
さて、登場モビルスーツの紹介ですが、下記4体のモビルスーツですが、ガンダムタイプのメカデザインが「森木靖泰(オリジナル)・カトキハジメ(リファイン)」で書かれております。
順番としては
- Ξガンダム
- ペーネロペー
の順です。
まずは「Ξガンダム」からです。
RX-105Ξガンダム
さて、「Ξガンダム」ですが、スペックとしては下記のとおりです。
型式番号 | RX-105 |
---|---|
全高 | 28.0m |
頭頂高 | 26.0m |
本体重量 | 32.0t |
全重量 | 80.0t |
そして、武装が下記のとおりです。
バルカン砲×2 |
ビーム・サーベル×2 |
ビーム・ライフル |
シールド |
肩部メガ粒子砲×2 |
ファンネル・ミサイル |
腕部ミサイル・ランチャー |
大型ミサイル |
このように武装面を見ると「ミサイル」が多く見られます。
そして、この機体の最大の特徴はなんと言っても「ガンダムタイプのモビルスーツでは規格外の大きさ」と「ミサイルが多数搭載されている」のが最大の特徴です。(Zガンダムに出てきたサイコガンダムはカテゴリー上あれはモビルアーマー扱いとなります。)
なぜ、「Ξガンダム」がモビルスーツでありながらここまでの巨体となったのかといいますと、「Ξガンダム」と後に紹介する「ペーネロペー」には「ミノフスキークラフトをデフォルトで搭載し、空に飛ばす」というコンセプトで作られた機体だからです。
宇宙世紀系列のガンダムですが、この「閃光のハサウェイ」でやっと、「モビルスーツでの空中戦」が出来るようになりました。
それまでモビルスーツを空に飛ばすには「ゲタ」と呼ばれるフライトユニットに乗って飛行したり、ゼータやダブルゼータといった「可変して飛ばす」という方法も見受けられましたが、この「Ξガンダム」はモビルスーツとして初めて「そのまま空に飛ばす課題をクリア」したモビルスーツと言っても過言ではありません。
なお、最後に関しては「ペーネロペー」の方でお話します。
そんなわけで次は「ペーネロペー」です。
RX-104FFペーネロペー
さて、続いてが「ペーネロペー」となります。
ペーネロペーのスペックは下記のとおりになります。
型式番号 | RX-104FF |
---|---|
全長 | 32.5m |
頭頂高 | 26.0m |
本体重量 | 36.4t |
全重量 | 112.0t |
続いてが武装となります。
コンポジット・ウェポン・ユニット |
ビーム・ライフル |
ファンネル・ミサイル |
先述のΞガンダムと比較するとパット見のイメージとしては「Ξよりもでかくて武装がシンプルなガンダム」と見受けられます。
まさにそのとおりでして、作中では明かされなかったのですが、実はΞガンダムとペーネロペーは「兄弟機」という間柄という設定があります。
そのため型式番号が同じ「RX」ナンバーとなっております。
なお、どっちが先かといいますと「ペーネロペー」となります。
正確には後述する「オデュッセウスガンダム」が先にロールアウトしました。
RX-104オデュッセウスガンダム
さて、ペーネロペーの中の人こと「オデュッセウスガンダム」ですが、実は原作小説には出てこないモビルスーツでして、出てきたのが「ガンダムフィックスフィギュレーション」シリーズからです。
その際に設けられた設定が「FF(フィックスド・フライト・ユニット)」をつけたのが「ペーネロペー」、原作小説未登場の「アルゴスユニット装備型」とあります。
ペーネロペー及びオデュッセウスガンダムについては以上となります。
劇場版の結末について
さて、劇場版の結末について言いますとはっきり言って「わからない」としかいいようがありません。
なぜなら、今度公開される映画は劇場版「逆襲のシャア」の続編となっておりまして、逆襲のシャア以降には「機動戦士ガンダムUC」「機動戦士ガンダムNT」と作品が挟まっておりますので、小説版と大きく結末が異なることが確定しております。
しかし、ハサウェイにスポットをはめると、もしかすると原作小説のような結末も待っているかもしれません。
そこは是非映画館に行って結末を目に焼き付けてください。
もちろん、感染症対策はバッチリとしてからです。
以上でこの記事を終了とさせていただきます。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。