こんにちはー!!くまでーす!!
さて、今回は「ナイスネイチャ」について紹介をしていきます。
この記事を読むことによって
- ナイスネイチャってどんな馬なんだろう・・・
- ナイスネイチャがもたらした影響って何?
この2つの疑問が当記事を読めば、解決ができます。
それでは早速行ってみましょう。
ナイスネイチャとは

まず、ナイスネイチャについて軽く紹介しますと、1988年4月16日に生まれ、2023年5月30日に亡くなりました。
享年は35歳で、死因は老衰となります。
デビューは1990年12月1日、引退は1996年でした。
血統
続いて血統ですが、ナイスネイチャの血統としては以下のとおりになります。

ナイスネイチャの父親のナイスダンサーは、カナダの競走馬で、日本で言うクラシック三冠に該当するカナダ三冠レースの一つであるブリーダーズステークスをを始めとした重賞レースに6回勝っていた競走馬でした。
母親であるウラカワミユキはチューリップ賞を始めとしたレースで3賞を上げていた競走馬でした。
ですが、ナイスダンサー・ウラカワミユキ共にめちゃくちゃ長寿な馬でして、ナイスダンサーは享年28歳、ウラカワミユキはなんと享年36歳でした。
ナイスダンサー・ウラカワミユキそれぞれの馬齢を人間に換算すると、ナイスダンサーは「80代後半」、ウラカワミユキは「100歳近く」まで生きていた馬となります。
戦績
次にナイスネイチャの戦績ですが、生涯戦績41戦7勝、うち勝鞍が
- 京都新聞杯(G2)
- 鳴尾記念(旧G2・現G3)
- 高松宮杯(現高松宮記念・当時G2・現G1)
- 小倉記念(G3)
となります
伝説
続いてナイスネイチャの伝説ですが、まず第一に「有馬記念3年連続3着」という点でしょう。
ナイスネイチャはレースに出たらだいたい「3着」を取る競走馬でして、有馬記念3連続3着以外には、G1ではマイルチャンピオンシップを、G2ですと毎日王冠2回・阪神大賞典と「ブロンズコレクター」の名を欲しいままにほとんど安定して3着を取ることが多かったです。
また、ナイスネイチャが3着を取りまくっていたこともあり、ナイスネイチャが引退した後には「ワイド」馬券が販売されることになりました。
ワイド馬券は「3着までを予想する馬券」となりまして、ナイスネイチャはワイド馬券を販売するための公式キャラクターとして選ばれました。
他には、両親が長寿な上に、特に母親のウラカワミユキが36歳という大往生を遂げ、ナイスネイチャ本人も35歳という馬から見たらかなりの高齢で大往生を遂げました。
さらに、2021年にて行われたバースデードネーションにおいて集まった募金額は、なんと「3582万9370円」というとんでもない金額になりました。(実質最後となった2023年バースデードネーションでは億に迫る勢いの金額となりました。)
この背景には当ブログでも競走馬を取り扱うきっかけとなった「ウマ娘プリティーダービー」が影響しております。
まず、2021年の1月〜3月までトウカイテイオーを主人公にしたアニメ展開がされており、なおかつ放映途中でスマホアプリがリリースされたことも手伝い、結果として、「基金」クラスの募金額まで集まりました。
アニメ2期で主人公を務めたトウカイテイオーの記事はこちら。

ちなみに前年度の募金額は「100万円ぐらい」でした。
基金クラスまで集まった募金は、主に種牡馬を引退した馬の去勢費用を始め、エサ代などにも使われます。
そして、忘れてはならないのが馬場厩務員との絆となります。
馬場厩務員は残念ながら41歳という若さでこの世を去ってしまったのですが、ナイスネイチャは当時、めちゃくちゃ頑固な馬でして、馬場さんは、そんなナイスネイチャに恋人に寄り添うような形で溺愛をし、ナイスネイチャはそんな馬場さんに手綱なしでもついていくほど信頼関係を築いておりました。
そして、馬場さんは、レースが始まる1週間前には「マムシの粉末」が入った餌をネイチャに与えておりました。
なお、そのマムシの粉末は「1万5千円」模する代物でして、その粉末は、なんと馬場さん自らの自腹で買っておりました。
ウマ娘におけるナイスネイチャ
そして、ナイスネイチャがウマ娘化するとこうなります。

こちらがウマ娘になったナイスネイチャとなります。
担当声優は前田佳織里さんです。
プロフィールとしては
- 身長157cm
- B79
- W56
- H80
となります。
ナイスネイチャですが、アニメ1期と2期で性格が全然違うウマ娘でして、1期ですとめちゃくちゃサバサバしたウマ娘ですが、2期になると一転してどこか卑屈で斜に構えた性格となっております。
なお、アプリのナイスネイチャの性格はどちらかと言うとアニメ2期に近いです。
そのため、アプリから入った人がアニメ1期を見るとあまりの性格の違いにびっくりするでしょう。
他には、下町育ちという設定も手伝い、どこか家庭的なウマ娘な部分もあります。
まとめ
まとめに入りましょう。
ナイスネイチャは、ブロンズコレクターであり、現時点で最長寿な競走馬ということが分かりました。
また、競馬において「ワイド馬券」が販売されるきっかけとなった競走馬でもあり、公式キャラクターにも任命され、ウマ娘効果も手伝い、バースデードネーションにおいては「基金」クラスの募金額が集まっていることが分かりました。
そして、ウマ娘では、アニメを見ると性格がぜんぜん違うウマ娘であり、1期はサバサバ系女子という印象を、2期では卑屈で斜に構えた性格が特徴でした。
今回の記事は以上となります。
次の記事でお会いしましょう、ではまた!!