こんにちはー!!くまでーす!!
さて、今回は「シーザリオ」の紹介となります。
この記事を読むと
- シーザリオってどんな馬だったんだろう・・・
- なんでシーザリオ早く引退したんだろう・・・
この2つの疑問について私が知る限りのことを解説していきます。
それでは早速本題に入りましょう。
シーザリオとは

まず、シーザリオですが、2002年3月31日に誕生し、2021年2月27日に亡くなりました。
名前の由来はシェイクスピアの作品である「十二夜」のヒロイン、ヴァイオラの男装した姿から取られています。
享年は19歳で、死因は子宮周囲の動脈断裂による出血性ショックでした。
メイクデビューは2004年12月25日に行われた新馬戦でデビューをし、引退は2006年4月5日において繋靭帯炎を発症してしまい、現役生活を終了しました。
血統
そして、シーザリオの血統は以下の通りになります。

まず、目につくのが父親であるスペシャルウィークでしょう。
スペシャルウィークはかつて、黄金世代と言われた「98年世代」の一頭であり、武豊騎手を鞍上に迎え、日本ダービーを制した競走馬です。
また、ジャパンカップでは、日本総大将といえばスペシャルウィークというイメージが強いです。(基本的に日本総大将は出場する馬によって変わるのですが、ウマ娘効果もあり今ですと、スペシャルウィーク=日本総大将というイメージが私的には強いです。)
スペシャルウィークについての記事はこちら

スペシャルウィークとそのライバルたちをまとめた記事はこちら

戦績
そして、シーザリオの生涯戦績は6戦5勝、うち勝鞍が
- オークス(G1)
- アメリカンオークス(G1)
- フラワーカップ(G3)
となります。
伝説
そして、シーザリオの伝説ですが、まず一つ目が「オークスを2つ制覇」してる点でしょう。
そもそもオークスを始めとした「牝馬三冠」、日本ダービーを始めとした「クラシック三冠馬」は競走馬たちにとって一生に一度のレースとなっており、特にオークス・日本ダービーは栄誉あるレースとなっております。
そんなオークスに「2度」も出場し、しかも優勝しているのは私が知る限りこのシーザリオのみと考えられます。
そして、現役引退後に繁殖入りした時、三番目に出産をした後の菊花賞馬である「エピファネイア」を出産します。
エピファネイアはシンボリクリスエスとの間に生まれた馬でして、そのエピファネイアが現役を引退し、種牡馬入りしたあとに史上初の無敗三冠牝馬である「デアリングタクト」を排出しております。
シーザリオは無敗三冠牝馬のデアリングタクトのおばあちゃんであり、また、父にはダービー馬であるスペシャルウィーク、息子には菊花賞馬のエピファネイアがおります。
まとめ
まとめに入りましょう。
シーザリオはスペシャルウィーク産駒としては異例の「日米両方のオークス」を制覇していることが分かりました。
そして、今は種牡馬として活躍しているエピファネイアが産駒として無敗三冠牝馬であるデアリングタクトをも輩出したのも記憶に新しいです。
シーザリオ自身短い現役生活でしたが、さすがダービーを制したスペシャルウィークの娘だけあって、牝馬版ダービーであるオークスを制覇しているのはさすが親子だなぁ・・・と感じました。
今回の記事は以上となります。
ここまで読んでくださり誠にありがとうございました。
また、次の記事でお会いしましょう、ではまた!!