こんにちはー!!くまでーす!!
さて、今回紹介する馬は日本総大将の二つ名を持つ「スペシャルウィーク」です。
この記事を読むと
- スペシャルウィークの事がよく分かる
- スペシャルウィークの一生を辿れる
こんな事がわかります。
それでは早速行ってみましょう。
スペシャルウィークとは

まず、スペシャルウィークですが、誕生したのが1995年5月2日で、死亡したのが2018年4月27日でした。
享年は23歳で、人間で言うところの「80歳」のおじいちゃんとなります。
死因に関しては今でも不明ですが、私としては「老衰」だと信じたいです。
ちなみに名前の由来は「特別な週」を日本語訳したものとなります。
スペの血統
そして、スペシャルウィークの血統としては以下のとおりになります。

父親に「サンデーサイレンス」、母親に「キャンペンガール」をもち、更に母方の祖父にとしてウマ娘でも実装されている「マルゼンスキー」がいることがわかります。
なお、前回書いた「ゴールドシップ」の記事を読んだ方はピンとくると思われるのですが、実はゴールドシップとスペシャルウィークは親戚のおじさんと甥の関係にあたります。(他にもアニメウマ娘のチームスピカに絞ればダイワスカーレットが姪・サイレンススズカは腹違いの兄弟となります。)
母父であるマルゼンスキーについてはこちら。

なお、スペシャルウィークの母親である「キャンペンガール」ですが、スペシャルウィークを出産後に亡くなってしまい、スペシャルウィークは人間の手で育てられた競走馬となります。
スペの戦績
続いて、スペシャルウィークの戦績ですが、生涯戦績17戦10勝、勝鞍が
- 日本ダービー(G1)
- 天皇賞(春)(G1)
- 天皇賞(秋)(G1)
- ジャパンカップ(G1)
- 弥生賞(G2)
- 京都新聞杯(G2)
- AJCC(G2)
- 阪神大賞典(G2)
- きさらぎ賞(G3)
戦績を見ると「ゴールドシップ」よりG1を勝利した数が少ないですが中でも特筆すべきが「日本ダービー」となります。
日本ダービーは、G1レースの中で馬の人生の中で「1度しか」チャンスが訪れないレースとなっておりまして、有名どころですと「ディープインパクト」が制覇したレースとなります。(ウマ娘に絞るとシンボリルドルフ・トウカイテイオー・アイネスフウジン・ミホノブルボン・ウィニングチケット・ナリタブライアン・ウオッカ・エイシンフラッシュが挙げられます。)
なお、馬の人生で「たった1度」の理由ですが、出場できる馬の年齢が「3歳(旧4歳)」と絞られているため、同じG1レースである「宝塚記念・天皇賞・有馬記念」と比較すると出れるチャンスがめちゃくちゃ「低確率」なレースとなっております。
スペの伝説
さて、そんなスペシャルウィークの伝説ですが、今までダービーを制することができなかった「武豊騎手にダービージョッキーの称号をプレゼント」したことが一番でしょう。
当時の武豊騎手はデビューして10年以上経つベテランジョッキーでありましたが、未だに「日本ダービー」を制することができませんでした。
そして、武豊騎手を鞍上に迎えたスペシャルウィークは、2着と5馬身差をも離してゴールし、武豊騎手にダービージョッキーの称号をプレゼントしました。
その際、武豊騎手は興奮のあまり本来ならもっているはずのムチをうっかり落としてしまいました。
詳しくは下記の記事から。

そして、スペシャルウィークが日本ダービーを制した20年後に放映されたウマ娘1期第5話において武豊騎手が本人役として出演し、ウマ娘として生まれ変わったスペシャルウィークの日本ダービーを見守っているのが感慨深いです。
スペの生涯
そして、2000年に競走馬としては引退をし、種牡馬生活を2017年2月3日まで送るようになりました。
スペシャルウィークの産駒としては以下のとおりになります。
- シーザリオ(メス)
- ブエナビスタ(メス)
- ゴルドブリッツ(オス)
- ローマレジェンド(オス)
- トーホウジャッカル(オス)
うち、ブエナビスタですが、ウマ娘発表当時は実装予定だったのですが、馬主から許可が降りなかったのかわからないのですが、現在は未実装となっております。
ウマ娘におけるスペ
そんなスペシャルウィークですが、ウマ娘ではアニメ1期では主人公、アプリでは看板を務めるキャラクターとなっております。

プロフィールとしてはこんな感じです。
- 身長・158cm
- B81cm
- W56cm
- H81cm
声優は和氣あず未さんが努めております。
愛称としては「スペ」がよく用いられます。
なお、和氣あず未さんは実際のスペシャルウィークに会ったこともあり、亡くなった際に追悼のコメントもしております。
スペシャルウィークの活躍としてはほぼ史実通りとなっておりまして、アニメの性格は生まれた時に母親がなくなったという暗い過去がありますけど、それでも元気に育ったウマ娘となります。(現実のスペシャルウィークも出産当時母親がなくなったというアクシデントに見舞われました。)
そして、アニメで出てくる「お母ちゃん」は、実際にお世話をしていた外国の方がモデルとなっております。
アニメ1期ではサイレンススズカに憧れ、スズカの背中を追っかける一人のウマ娘とし、ライバルたちと切磋琢磨して、ジャパンカップを優勝するところまでが1期で書かれておりました。
アニメ2期では1期で史実を消化してしまった結果、ギャグキャラとなってしまい、あのゴールドシップをツッコミに回したという恐るべき存在となりました。
まとめ
まとめと行きましょう。
スペシャルウィークは日本ダービーを制し、更には各国の強豪の馬達を撃破した戦績を誇る馬であり、なおかつ優秀な子孫たちを残している競走馬ということがわかりました。
そして、ウマ娘では主人公枠として、なおかつ看板キャラとして抜擢されました。
その証拠にタイトルロゴをみると走ってるウマ娘がスペシャルウィークとなっております。
また、アニメでは同期の馬たちがウマ娘となっており、彼女たちと仲良く過ごしているのが印象的です。
それでは、次の記事でお会いしましょう、ではまた!!