こんにちはー!!くまでーす!!
さて、ウマ娘に勤しんでて、ふと実際の競走馬に興味を持ったそこのあなた、こんな疑問を抱いたことありませんか。
- 最近血統表見るんだけどさぁ、なんかやけにサンデーサイレンスを見かけるんだよなぁ・・・
- 色んな動画を見てきたけど結局サンデーサイレンスって何者?
等といったことを。
今回はそのサンデーサイレンスにまつわるチートバグエピソードを7つ紹介していきます。
この記事を読むと
- おいおい、サンデーサイレンスやばくね?
- 俺(私)の推しウマ娘のパパがいなくなったらそのウマ娘消えちゃうのか・・・
と言ったことを思うようになるでしょう。
それでは早速行ってみましょう。
なお、今回チートバグとつけたのは、サンデーサイレンスの功績を讃えてあえてつけました。
サンデーサイレンスとは
サンデーサイレンスとはどういった馬かと軽く説明すると、30年ほど前に日本に来て、日本競馬会をたった一頭で塗り替えた大種牡馬です。
サンデーサイレンスのチートバグエピソードのラインナップは以下のとおりです。
- 初年度産駒がいきなりG1制覇
- 毎年G1馬を輩出
- 種牡馬デビューし、初年度産駒デビュー翌年からSS死後5年間もリーディングサイアーの座に着く
- 白毛馬が突然変異で誕生
- 牡牝の三冠馬輩出
- 産駒からリーディングサイアー3頭輩出
- 全ウマ娘のうち2割がサンデーサイレンスの血を引いている
となっております。
サンデーサイレンス自体の紹介は下記からどうぞ。

まずは「初年度産駒がいきなりG1制覇」です。
初年度産駒がいきなりG1制覇

まず、1つ目のチートバグエピソードとしては、「初年度産駒がいきなりG1を制覇」です。
サンデーサイレンスの初年度産駒でG1をとった競走馬は、ウマ娘になった競走馬に絞れば、フジキセキ(青鹿毛・母ミルレーサー)とマーベラスサンデー(栃栗毛・母モミジダンサー)が該当します。
フジキセキは生涯戦績4戦4勝、マーベラスサンデーは15戦10勝をした競走馬です。
うちG1の勝鞍がフジキセキが「朝日杯三歳ステークス(現朝日杯フューチュリティステークス)」、マーベラスサンデーが「宝塚記念」となります。
そもそもですが、競馬界において、G1〜G3を始めとした重賞レース・オープン戦・未勝利どころか産駒がデビューせずに引退するという極めて過酷な環境となっております。
その中で重賞レースを勝つ馬を輩出したのはそれだけですごいことです。
毎年G1馬を輩出

続いてのチートバグエピソードとしては、「毎年G1馬を輩出」です。
前述でも述べたとおり、競馬界は、G1〜G3を始めとした重賞レース・オープン戦・未勝利どころか産駒がデビューせずに引退するという極めて過酷な環境となっております。
ところがサンデーサイレンスは、前述の初年度産駒であるフジキセキ・マーベラスサンデーを皮切りに、毎年G1馬を輩出しています。
産駒順で言えば
- フジキセキ・マーベラスサンデー(初年度・フジ朝日杯三歳ステークス・マーベラス宝塚記念)
- バブルガムフェロー(2年度・天皇賞秋)
- サイレンススズカ(3年度・宝塚記念)
- スペシャルウィーク(4年度・日本ダービー)
- アドマイヤベガ(5年度・日本ダービー)
- エアシャカール(6年度・皐月賞)
- アグネスタキオン・マンハッタンカフェ(7年度・タキオン皐月賞・カフェ天皇賞春)
- ゴールドアリュール(8年度・フェブラリーステークス)
- ゼンノロブロイ(9年度・ジャパンカップ)
- ハーツクライ(10年度・有馬記念)
- ディープインパクト(11年度・菊花賞)
- フサイチパンドラ(最後産駒・エリザベス女王杯)
となっております。(太字はウマ娘化された競走馬、カッコ内は年度産駒と代表勝鞍・斜め文字は産駒がウマ娘化)
(2022年10月に行われた海外G1であるフューチャリティートロフィーにて、ディープインパクトの最後の産駒であるオーギュストロダンが優勝し、サンデーサイレンスが達成したG1レース12年毎年勝利を更新する13年連続毎年勝利を掲げました。)
なお、上記の競走馬たちが生まれた年のサンデーサイレンス産駒では、他にもG1馬を勝っているサンデー産駒がいましたが、全部は載せられないため、ウマ娘になっている産駒及び孫の父等代表1頭に絞り込みました。
上記のようなこともあり、後述する「リーディングサイアー」の座に長らくはついておりました。
種牡馬デビューし、初年度産駒デビュー翌年からSS死後5年間もリーディングサイアーの座に着く

続いてのチートバグエピソードとしては、「初年度産駒デビュー翌年から死後5年間もリーディングサイアーの座につく」です。
まず、リーディングサイアーとは何かと言いますと、軽く言ってしまえば「ものすごいお父さん馬」となります。
サンデーサイレンスは、初年度産駒がデビューした翌年の1995年にいきなりリーディングサイアーの座につき、サンデーサイレンスが2002年8月19日に蹄葉炎を発症して亡くなったあと、ラストクロップ(最後の産駒)が引退する2007年までずっとリーディングサイアーの座に君臨し続けていました。
これは人間に例えると、赤ちゃんが生まれて、その子供が小学校卒業するまでの期間となります。
白毛馬が突然変異で誕生

続いてのチートバグエピソードとしては、「白毛馬が突然変異として誕生」です。
この白毛馬は、後に世界初の白毛でG1制覇した現役競走馬「ソダシ」の祖母に当たる「シラユキヒメ」となります。
シラユキヒメは、サンデーサイレンスとウェイブウィンドの間に生まれた馬でして、シラユキヒメが生まれた時、両親から似ても似つかない白毛として生を受けました。(父サンデーサイレンスは青鹿毛、母ウェイブウィンドは鹿毛の馬です。)
白毛自体、競馬界ではめったに見かけないレアカラーとなっておりまして、よくゴールドシップが「白いの」と言われてますが、ゴールドシップは厳密には「芦毛」と呼ばれる毛色です。
芦毛と白毛がどう違うかと言いますと、「もとから白いか否か」です。
芦毛は最初は黒っぽいカラーから段々と白くなるのに対して、白毛は最初から白いです。
牡牝の三冠馬輩出

続いてのチートバグエピソードとしては、「牡牝の三冠馬輩出」です。
ここでいう三冠は、競馬ファンにとっておなじみの「牝馬三冠」と「牡馬三冠」になります。
牝馬三冠レースである「桜花賞」「オークス」「秋華賞」の三冠を制覇したのはスティルインラブ(母ブラダマンデ・栗毛)であります。
牡馬三冠はもはや説明不要のディープインパクト(母ウインドインハーヘア・鹿毛)が該当します。
スティルインラブはメジロラモーヌ以来17年ぶりの三冠牝馬であり、三冠レースの最後が秋華賞に置き換わったあとでは初めて三冠牝馬となった馬です。
ディープインパクトは、かつて皇帝と呼ばれたあのシンボリルドルフ以来21年ぶりに無敗クラシック三冠を達成した競走馬です。
そのことについて触れている記事はこちら。

産駒からリーディングサイアー3頭輩出

続いてのチートバグエピソードとしては、「産駒からリーディングサイアー3頭輩出」です。
サンデーサイレンス自身もリーディングサイアーの座に君臨していたのですが、産駒からリーディングサイアーを3頭をも輩出しました。
その三頭が
- アグネスタキオン(母アグネスフローラ・栗毛)
- マンハッタンカフェ(母サトルチェンジ・青鹿毛)
- ディープインパクト
です。
アグネスタキオンは、サンデーサイレンスのラストクロップ現役引退翌年である2008年にリーディングサイアーの座に付き、タキオンの翌年にはマンハッタンカフェが、そして2012年から現在に至るまでディープインパクトがリーディングサイアーの座についております。
全ウマ娘のうち2割がサンデーサイレンスの血を引いている

最後のチートバグエピソードとしては、「全ウマ娘のうち、1/10がサンデーサイレンスの血を引いている」です。
現在、全ウマ娘100人いるうちで、スペシャルウィーク(母キャンペーンガール・黒鹿毛)・サイレンススズカ(母ワキア・栗毛)を筆頭に
- フジキセキ(母ミルレーサー・青鹿毛)
- マーベラスサンデー(母モミジダンサー・栃栗毛)
- アドマイヤベガ(母ベガ・鹿毛)
- エアシャカール(母アイドリームドアドリーム・黒鹿毛)
- アグネスタキオン(母アグネスフローラ・栗毛)
- マンハッタンカフェ(母サトルチェンジ・青鹿毛)
- ゼンノロブロイ(母ローミンレイチェル・黒鹿毛)
- ネオユニヴァース(母ポインテッドパス・鹿毛)
の上記のボックスにいるウマ娘とスペ・スズカ合わせて10人が該当し、孫世代だと
- ナカヤマフェスタ(父ステイゴールド・母ディアウィンク・鹿毛)
- ゴールドシップ(父同上・母ポイントフラッグ・芦毛)
- オルフェーヴル(父同上・母オリエンタルアート・栗毛)
- ダイワスカーレット(父アグネスタキオン・母スカーレットブーケ・栗毛)
- スマートファルコン(父ゴールドアリュール・母ケイシュウハーブ・栗毛)
- コパノリッキー(父同上・母コパノニキータ・栗毛)
- キタサンブラック(父ブラックタイド・母シュガーハート・黒鹿毛)
- サトノダイヤモンド(父ディープインパクト・母マルペンサ・鹿毛)
- ヴィルシーナ(父同上・母ハルーワスウィート・青毛)
- ヴィブロス(同上)
- ジェンティルドンナ(父同上・母ドナブリーニ・鹿毛)
- デアリングタクト(父系エピファネイア→シーザリオ→スペシャルウィーク・母系デアリングバード→デアリングハート)
- シュヴァルグラン(父ハーツクライ・母はヴィヴロス・ヴィルシーナと同じ)
- サウンズオブアース(父ネオユニヴァース・母ファーストバイオリン)
- ドゥラメンテ(父キングカメハメハ・母アドマイヤグルーヴ)
と、上記のボックスの15人のウマ娘が該当します。
具体的にどのようにすごいかと言いますと、ウマ娘のステータスで言えば全てがALLSSとなってるぐらいの種牡馬です。
もし、仮にサンデーサイレンスが日本からいなかったら上記のウマ娘どころか、大半の馬は消えてしまうでしょう。
そんなサンデーサイレンスの産駒をまとめた記事がこちら。

まとめ
まとめに入りましょう。
サンデーサイレンスは、現代競馬を塗り替えた大種牡馬と言っても過言ではない活躍ぶりを発揮しました。
詳細としては
- 初年度産駒がいきなりG1制覇
- 毎年G1馬を輩出
- 種牡馬デビューし、初年度産駒デビュー翌年からSS死後5年間もリーディングサイアーの座に着く
- 白毛馬が突然変異で誕生
- 牡牝の三冠馬輩出
- 産駒からリーディングサイアー3頭輩出
- 全ウマ娘のうち2割がサンデーサイレンスの血を引いている
となっており、特にウマ娘ファンの方は、全体の2割がサンデーサイレンスの血を引いていることにびっくりしたでしょう。
私個人としては、今後新規実装ウマ娘には必ずサンデーサイレンス産駒が来ると考えています。
今回の記事は以上となります。
ここまで読んでくださり誠にありがとうございました。
最後に一言言わせてください。
「ありがとう、サンデーサイレンス、日本に来てくれて。
あなたがいなければ現代競馬はなかったかもしれないし、ディープインパクトを始めとしたものすごい名馬も生まれなかったかもしれません。
もし、仮にあなたが予後不良で亡くなっていたら、今の競馬はなかったかもしれませんし、ウマ娘というコンテンツも大幅に変更されたでしょう。
ありがとう、サンデーサイレンス。」
それでは、次の記事でお会いしましょう、ではまた!!