こんにちはー!!くまでーす!!
さて、今回は「ナリタブライアン」について紹介します。
この記事を読むことによって
- ナリタブライアンってどんな馬だったんだろう
- シャドーロールって何さ?
この疑問が解消されます。
それでは早速行ってみましょう。
ナリタブライアンとは

まず、ナリタブライアンですが、1991年5月3日に生まれ、1998年9月27日に亡くなりました。
享年は8歳で、死因は胃破裂です。
ナリブの血統
そして、ナリタブライアンの血統としては以下のとおりになります。

こちらがナリタブライアンの血統となります。
父親にはアメリカから日本に輸入された種牡馬「ブライアンズタイム」が、母親はビワハヤヒデを産んだ「パシフィカス」がおります。
そして、ビワハヤヒデとナリタブライアンは「半兄弟」という立ち位置となっており、ビワハヤヒデが兄、ナリタブライアンが弟となっております。
半兄であるビワハヤヒデについてはこちら。

競走馬の兄弟について
さて、競走馬の兄弟ですが、普通、兄弟となりますと、父親・母親が同じの「全兄弟」、父親おなじの母親違いの「異母兄弟」がよく使われますが、競馬の世界ですと、「異母兄弟」は全く使われてなく、代わりに母親が同じの「異父兄弟」がよく使われます。
なぜなら、異母兄弟ベースで数えてしまいますと産駒のみで「とんでもない数」となるからです。
例えば、大種牡馬のサンデーサイレンスを父に持つ競走馬ですが、サンデーサイレンス産駒のみで見て少なく見積もっても300頭はいます。
逆に母親から生まれた競走馬は「10頭」となっており、ディープインパクトの母親である「ウインドインハーヘア」産駒ですと、ディープインパクトを含めて全兄・半兄・全弟・半弟が「10頭」いることになります。
逆にサンデーサイレンス産駒で見ますと、サンデーサイレンスの記事の通りの数となります。
サンデーサイレンスの詳細についてはこちら。

ナリブの戦績
そして、ナリタブライアンの戦績ですが、生涯戦績21戦12勝、うち勝鞍が
- 朝日杯3歳ステークス(G1)
- 皐月賞(G1)
- 日本ダービー(G1)
- 菊花賞(G1)
- 有馬記念(G1)
- スプリングステークス(G2)
- 阪神大賞典(G2)
- 共同通信杯4歳ステークス(G3)
となっております。
ナリブの伝説
そして、ナリタブライアンの伝説ですが、まずはシンボリルドルフ以来の「クラシック三冠馬」であることでしょう。
ですが、そのことを語るに欠かせないのが馬具である「シャドーロール」です。
シャドーロールとは
シャドーロールとは何かといいますと、簡単に説明すると「馬の鼻先にあるモールみたいな物体」を指します。
シャドーロールをつける目的ですが、馬には様々な「個性」を持った馬がいます。
例えば、破天荒伝説で今でもファンの心を掴む「ゴールドシップ」や、奇跡の復活を遂げた「トウカイテイオー」「オグリキャップ」等といった個性的な馬がいます。
そして、ナリタブライアンも例外ではなく、ナリタブライアンが「シャドーロール」をつけるまでは「自分自身の影でさえ怯えてしまう」馬でして、それ故になかなか勝率を上げることができませんでした。
しかし、矯正馬具である「シャドーロール」を装備すると一変して「化け物じみた」強さを発揮します。
それ故にナリタブライアンは「シャドーロールの怪物」というかっこいい二つ名が与えられました。
また、同じブライアンズタイム産駒でありウマ娘にもなった「マヤノトップガン」との一騎打ちも伝説のレースとなります。
舞台は阪神競馬場、出場レースは阪神大賞典(G2)。
最後の直線でナリタブライアン・マヤノトップガン共々トップを譲らない形で走っておりました。
これから見る方はこちらの動画を見て勝敗を予想してください。
ウマ娘におけるナリブ
さて、そんなナリタブライアンですが、ウマ娘ですとこうなります。

こちらがウマ娘になったナリタブライアンです。
担当声優は衣川里佳さんです。
プロフィールとしては
- 身長160cm
- B91
- W58
- H85
となっております。
性格としては無愛想な一匹狼で、鼻にはトレードマークのシャドーロールを旨く落とし込んだ絆創膏が貼ってあります。
また、同じウマ娘になったビワハヤヒデは史実と同様血縁関係にあり、ビワハヤヒデが姉、ナリタブライアンが妹となります。
まとめ
まとめ行きましょう。
ナリタブライアンは「シャドーロール」という馬具をつけて「怪物クラス」の強さを誇る競走馬ということが分かりました。
また、ウマ娘では無愛想な一匹狼ということも分かりました。
今回の記事は以上となりますが、「ナリタブライアン以外の馬たちのことを知りたい!!」という方は下記にある本を購入するとより名馬のことに詳しくなれます。
下記の本には「ナリタブライアン」のことが書かれておりまして、過去に書いた「ディープインパクト」の事も書いております。
今回の記事は以上となります。
それでは、次の記事でお会いしましょう、ではまた!!