こんにちはー!!くまでーす!!
さて、現在流行しているゲーム「ウマ娘プリティーダービー」ですが、往年の競馬ファンの方、今ウマ娘をプレイしてる皆様はこんな事を思ったことはありませんか。
と。
今回は、ウマ娘が現実に与えた影響を13個紹介します。
内容としては
- 歴代の競走馬の名前が若い人に知られる
- ナイスネイチャのバースデードネーション
- 実際の競馬に興味を持つ人が現れる
- 競走馬の墓参りに行く人が現れる
- 引退馬に興味を持つ人が現れる
- 競馬=ただのギャンブルというイメージが外れる
- 逆輸入
- 馬の本を買うようになった
- 馬そのものに興味を持つようになった
- 競走馬の誕生日ツイートを見るようになった
- YouTubeでレースを見るようになった
- 競馬の闇の歴史を知るようになった
- Twitterのフォロワーさんで馬関連の方と交流するようになった
と、全部で13個の項目になっており、カッコ内の実体験は私自身が経験したこと、社会現象は私は関与してないが社会的に見てインパクトのある事例をピックアップしました。
それでは早速行って見ましょう。
歴代の競走馬の名前が若い人に知られる(実体験)

まず、「歴代の競走馬の名前が若い人に知られる」点につきまして、そもそも、ウマ娘自体のコンセプトが「歴代の競走馬をオス・メス問わず美少女化する」のがコンセプトとなっております。
そのため、最近の馬で世間一般に知られているのがやはり「ハルウララ」と「キタサンブラック」でしょう。
私自身、正直ハルウララとキタサンブラックに加え、「ディープインパクト」しか知らなかったのですが、ウマ娘というコンテンツに関わって以降、歴代の競走馬の名前を覚えるようになりました。
現に私も、ウマ娘を通して、様々な競走馬を知るようになりましたから。
更に加えて、競馬ファン歴が長い人でびっくりする事例としては、花の女子高生が「メジロマックイーン」と発言することでしょう。
今の女子高生が30年以上も前に走っていた競走馬の名前を出すこと自体びっくりしますが、これが、ウマ娘の影響力と私は言えます。
ナイスネイチャのバースデードネーション(社会現象)

続いて「ナイスネイチャのバースデードネーション」です。
そもそも「バースデードネーションって何?」って人に軽く説明すると、「お誕生日募金」となります。
ナイスネイチャは今から30年以上前に現役で走っていた競走馬でして、今はまったりと老後生活を満喫しております。
そんな中で行われた「バースデードネーション」ですが、2020年までは合計176万だったのが、なんと2021年では目標金額100万に対し、2000万を超える金額が有志たちから寄付され、今年に至っては、現時点で4000万(目標金額1360万)という超大金が寄付されました。
これは「ウマ娘」というコンテンツが世間に知れ渡り、そこから引退馬たちの生活に興味を持つ人が現れて、いい方向に向かっている証拠です。
実際の競馬に興味を持つ人が現れる(実体験)

続いてが、「実際の競馬に興味を持つ人が現れる」です。
ウマ娘自体、前述でも述べたとおり「かつて名を馳せていた競走馬たちがオス・メス問わず美少女化された」コンテンツです。
それ故に、推しウマ娘の実際の競走馬のレースに興味を持つ人も現れました。
例えば、サイレンススズカの「大逃げ」や、語り草となっているゴールドシップの「ゴルシワープ」を始め、ウオッカ・ダイワスカーレットが壮絶な叩き合いをした「天皇賞(秋)」、テイエムオペラオーが馬群に阻まれながらも勝利をもぎ取り、「世紀末覇王」となった「有馬記念」、シンボリルドルフ以来21年ぶりの無敗クラシック三冠を達成したディープインパクト等といった名馬たちの伝説のレース、2021年5月に開催されたウマ娘のイベントである「ゴルシウィーク」のあとに開催されたオークスで、ゴールドシップ産駒である「ユーバーレーベン」が制覇したり等、いろいろな面で競馬に興味を持つ人が現れました。(※ディープインパクトはウマ娘になっておりません。)
競走馬の墓参りに行く人が現れる(社会現象)

続いて、「競走馬の墓参りに行く人が現れる」です。
ウマ娘はかつて名を馳せた競走馬が美少女になっているのがコンセプトですが、中には既に亡くなっている競走馬も多数います。
例えば、画像のライスシャワーですが、1995年6月4日、京都競馬場で開催された「宝塚記念」の時に、予後不良となり安楽死されました。(通常は阪神競馬場で開催するのですが、95年に起きた阪神淡路大震災の影響もあり、その年は京都競馬場で宝塚記念が開催されました)
その後、アニメやゲームの影響もあって、ライスシャワーのお墓や記念碑にお墓参りに来るウマ娘ファンが現れました。
ライスシャワーを始めとした歴代の競走馬のお墓は、北海道にあるのですが、記念碑は競馬場にありますので、よかったら行ってみてください。
引退馬に興味を持つ人が現れる(実体験)

続いてが「引退馬に興味を持つ人が現れる」ですが、これは前述の「ナイスネイチャのバースデードネーション」にもつながることになります。
ウマ娘は基本的に「歴代の競走馬」を美少女化するのがコンセプトであり、現役競走馬がウマ娘化することはまずありえないです。
それ故に、先程述べたライスシャワー・サイレンススズカのように「無念の死」をしてしまった馬や、天寿を全うできた競走馬がいるのもまた事実です。
ただ、「生きている引退馬」がいるのもまた事実で、現在現役で種牡馬生活を送っている「ゴールドシップ」「キタサンブラック」「サトノダイヤモンド」は「競走馬のふるさと案内所」で予約を取り、北海道に行けば確実に会えます。
これは、馬に関わる人にとってかなり嬉しい出来事でして、マナーを守れば推しウマ娘の元となった競走馬に会えます。
私自身は、「アグネスタキオン」「ディープインパクト」の子孫にあったのですが、関係者のお話を聞いてめっちゃテンションが上がってしまいました。
競馬=ただのギャンブルというイメージが外れる(実体験)

続いてが「競馬=ギャンブルというイメージが外れる」です。
そもそも私はウマ娘を知る前までは、「競馬?あー、はいはい、ギャンブルね」という印象しか持ってませんでした。
ですが、ウマ娘を通し、歴代の競走馬の記事を書くうちに、段々と血統にハマっていきました。
例えば、ゴールドシップですと、父ステイゴールド・母ポイントフラッグ・母父メジロマックイーン・父父サンデーサイレンスとなっておりまして、そこからサンデーサイレンスをピックアップして紹介すると、スペシャルウィーク・サイレンススズカ・アグネスタキオン等が直接の産駒となり、ダイワスカーレット・キタサンブラック・サトノダイヤモンド等が孫に該当します。
こんな感じで血統を見るのがものすごく楽しくなってしまいました。
逆輸入(社会現象)

続いてが「逆輸入」です。
上の画像のウマ娘の「ハッピーミーク」ですが、元々はゲームオリジナルウマ娘でした。
しかし、今年にデビューする馬で「ハッピーミーク」が馬名として登録がされました。
血統としては、父ファインニードル、母アモーレエテルノ、母父ゼンノロブロイという血統になっております。
他には「リトルココン」「ビターグラッセ」もゲームオリジナルウマ娘でしたが、同年に馬名として登録されました。
馬の本を買うようになった(実体験)

続いてが「馬の本を買うようになった」です。
これは完全に私の経験ですが、元々、記事で馬のことを書こうと思い、いくつか執筆したのですが、「資料がほしい!!」と考え、上の画像の「奇跡の名馬」を始めとした本をいくつか購入しました。
他には「名馬を読む」や、「競馬 伝説の名勝負」等の本にも手を出し、いくつか読みました。
このように、私自身にも変化が現れて、正直私自身もびっくりしてます。

馬そのものに興味を持つようになった(実体験)

続いてが「馬そのものに興味を持つようになった」です。
こちらは、競走馬としてではなく、「生物学」の意味でもということで興味を持ちました。
私自身は、元々生き物が好きでして、馬も以前から興味あったのですが、今回のウマ娘ブームにより、より一層好きになりました。
その影響もあり、神奈川県横浜市にある「馬の博物館」に足を運び、歴代の競走馬の勝鞍はもちろん、現在存在する「エクウス」にどうやって進化したかも勉強することが出来ました。
それ故に、今までは「馬が骨折で安楽死?可哀想に・・・」と思っていましたが、今は「馬が骨折で安楽死・・・か・・・生物学上のことを考えたらしょうがないな」と思うようになりました。
競走馬の誕生日ツイートを見るようになった(社会現象)

続いてが「競走馬の誕生日ツイートを見るようになった」です。
こちらに関しては主にウマ娘となった競走馬がメインとなりますが、ウマ娘のプロフィールに誕生日が設定されておりまして、これは史実の競走馬に合わせて実装されてる形となります。
そのため、画像のトウカイテイオーの誕生日には「#トウカイテイオー生誕祭」というハッシュタグが貼られ、ウマ娘ファンたちによるファンアートがTwitterで投稿されております。
このようなことが起きているのは、2021年にアプリリリースをして、一気にウマ娘の認知度が高まったためです。
YouTubeでレースを見るようになった(実体験)

続いてが「You Tubeでレースを見るようになった」です。
もうこれは完全に私の趣味になってしまいますが、よく見る伝説のレースが、やはり「ディープインパクト」です。
今ですと、JRA公式チャンネル及びカンテレ競馬チャンネルさん等で、様々な伝説のレースを見ることが出来ますが、よく私がお世話になっているのはカンテレ競馬チャンネルさんです。
理由としては「ゲート入り前の馬の状態→ゲートイン→レース始まりゴールする→勝利ジョッキーインタビュー」と当時テレビで放送されていた事を見ることができるからです。
特に印象深かったのがディープインパクトの引退レースであった「有馬記念」です。
そこのレースでは、ウマ娘になったスイープトウショウが相変わらず駄々をこね、アドマイヤメインが大差で逃げていて、ラストスパートでディープインパクトが一気にごぼう抜きするという正に「競馬」というのが一つに凝縮されたレースとなっております。
競馬の闇の歴史を知るようになった(実体験)
続いてが「競馬の闇の歴史を知るようになった」です。
こちらは具体的にどのような闇の歴史かといいますと、これは主に「ハマノパレード事件」となります。
具体的にどのような事件かと言いますと、今から50年以上も前になりますが、ハマノパレードはG1である宝塚記念を制した競走馬です。
しかし、高松宮杯(現高松宮記念)で悲劇が起き、ハマノパレードはそこで「予後不良」という診断をくだされました。
しかし、ハマノパレードは安楽死されずに、なんと「屠殺場」に運ばれ、馬肉となってしまいました。
より詳しく知りたい方は下記からどうぞ。

Twitterのフォロワーさんで馬関連の方と交流するようになった(実体験)
最後ですが、「Twitterのフォロワーさんで馬関連の方と交流するようになった」です。
こちらは、前述で述べた「奇跡の名馬」の著者である「兼目和明」さんを始めとした著者さん、競馬インフォメーションクラブさん等と交流するようになり、私自身が馬に対するあれこれを聞いたりしてます。
他には、地方競馬で活躍してる競走馬の厩務員さんのアカウントや、挙げ句にはかつてゴールドシップをお世話していた今浪厩務員の娘さんからもフォローされてしまってます。
これは、私自身がウマ娘というコンテンツから馬に興味を持った結果だなぁ・・・と考えております。
まとめ
まとめに入りましょう。
ウマ娘が現実社会に与えた影響は計り知れませんが、特にインパクトが大きかったのが
- 歴代の競走馬の名前が若い人に知られる
- ナイスネイチャのバースデードネーション
- 実際の競馬に興味を持つ人が現れる
- 競走馬の墓参りに行く人が現れる
- 引退馬に興味を持つ人が現れる
- 競馬=ギャンブルというイメージが外れる
- 逆輸入
- 馬の本を買うようになった
- 馬そのものに興味を持つようになった
- 競走馬の誕生日ツイートを見るようになった
- YouTubeでレースを見るようになった
- 競馬の闇の歴史を知るようになった
- Twitterのフォロワーさんで馬関連の方と交流するようになった
の計13項目となります。
私個人として、特にインパクトが大きかったのがやはり、競馬=ただのギャンブルというメージが外れるといったところでしょう。
他には、私生活ですと「馬の本を買うようになった」ことも大きなインパクトです。
他にもまだまだあるかもしれませんが、今回はここまでとさせていただきます。
ここまで読んでくださり誠にありがとうございました。
また、次の記事でお会いしましょう、ではまた!!