こんにちはー!!くまでーす!!
さて、今回紹介するのは「ディープインパクト」です。
この記事を読むことによって
- ディープインパクトすごいと言われてたけどこんな事があったんだ・・・
- え!?ディープそんな事あったの!?
この2つについて知ることができます。
それでは早速行ってみましょう。
ディープインパクトとは

まず、ディープインパクトですが、2002年3月25日に生まれ、2019年7月30日に亡くなりました。
享年は17歳で、死因は骨折による安楽死でした。
ディープの血統
そして、ディープインパクトの血統は以下のとおりになります。

まず、注目すべきはなんと言っても父親である「サンデーサイレンス」でしょう。
サンデーサイレンスは過去に書いたのですが、競馬史を大きく動かした大種牡馬であります。
サンデーサイレンスについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

ディープの戦績
そして、ディープインパクトの生涯戦績ですが、14戦12勝、うち勝鞍が
- 皐月賞(G1)
- 日本ダービー(G1)
- 菊花賞(G1)
- 天皇賞春(G1)
- 宝塚記念(G1)
- ジャパンカップ(G1)
- 有馬記念(G1)
- 弥生賞(G2)
- 神戸新聞杯(G2)
- 阪神大賞典(G2)
となります。
ディープの伝説
続いて、ディープインパクトの伝説ですが、まず挙げられるとすればやはり「シンボリルドルフ以来」の無敗クラシック三冠でしょう。
ディープインパクトは、ナリタブライアン以来11年ぶりのクラシック三冠馬であり、シンボリルドルフ以来21年ぶりに無敗クラシック三冠を制しました。
シンボリルドルフについてはこちら。

ディープインパクトがクラシック三冠・G1を7勝をあげたきっかけのレースがG2の弥生賞でもなく、オープン戦の「若駒ステークス」となります。
ディープインパクトはメイクデビュー時、先行策をとってレース展開をしていたのですが、2戦目となる若駒ステークスからは「ディープインパクトといえば」と言われる後方からの怒涛の追い込みをかけるスタイルを確立しました。
また、競馬はギャンブルの一つのため、どの馬にかけるかと言うのがあるのですが、ディープインパクトの菊花賞は、なんと単勝オッズ1.0倍の支持がされました。
これは、一人100円かけても返ってくるお金が100円ということになります。
これを聞くと当時ディープインパクトは相当人気あった馬ということが伺えます。
その後、ディープインパクトが引退し、種牡馬入りした後ですが、種牡馬入りした後、ディープインパクトは父サンデーサイレンスに次ぐ大種牡馬となり、2012年から現在に至るまでリーディングサイアーの座についておりました。
これは、全競馬史を見ても類を見ないレアケースとなります。
ディープインパクト産駒のうち、娘に当たる「ジェンティルドンナ」が ディープインパクト産駒としては初の牝馬三冠、息子に当たる「コントレイル」がディープインパクトに続く無敗クラシック三冠を達成しました。
なお、ジェンティルドンナ・コントレイル共に、現在は引退し、ジェンティルドンナは繁殖牝馬として活躍しており、コントレイルは、2021年ジャパンカップで有終の美を飾った後、現役を引退して種牡馬入りしました。
更に加えて言いますと、ディープインパクトとその息子であるコントレイルが親子二代で無敗クラシック三冠を達成したのは世界初です。
他には、上記のように今では輝かしい伝説を持っているディープインパクトですが、実は父である「サンデーサイレンス」と同様に見てくれがあまりにも悪すぎたため競り市では「安値」で買われた競走馬でもありました。(競走馬の競り市ですが、基本的に億行くのが相場となっておりまして、ディープインパクトは、7000万という安値で落とされた競走馬であります。なお、一般人から見たら7000万は相当な「大金」ということを頭に置いといてください。)
更に加えて、「来世で頑張ってくれ」と言われる始末でした。
一方で兄であるブラックタイドはルックスが良かったために高値で買われたという経緯があります。
しかし、気性面で言いますと、ブラックタイドは父サンデーサイレンス譲りの気性難でしたが、ディープインパクトはサンデーサイレンス産駒にしては珍しく大人しいため、関係者からは「お坊ちゃん」という評価を得ておりました。
他には、ディープインパクトが現役当時、主戦騎手であった武豊騎手ですが、ディープインパクトで皐月賞を勝ったあとのインタビューで「走っているより、まるで飛んでいるようだった」と評しておりました。
また、ディープインパクトの死後ですが、弥生賞が弥生賞ディープインパクト記念と名称変更がされました。
なお、伝説とは関係ないのですが、2006年に起きた「2006年福岡中2いじめ自殺事件」にて、ディープインパクトのファンであった当時中学2年生の子が遺書に「生まれ変わったらディープインパクトの子供で最強になりたい」と書き残し、自殺をしてしまいました。
私的見解ですが、おそらくその少年は「コントレイル」として生まれ変わって、無敗クラシック三冠をとったのでしょう。
そして、ディープインパクトが死してなお、未だにディープインパクト伝説が作られているのも特徴です。
ウマ娘とディープの関係
さて、そんなディープインパクトですが、ウマ娘では現在実装されておりません。
元々、ディープインパクトらしいウマ娘がいたのですが、そちらは現在抹消されておりまして、ファンの間ではあくまで「憶測」で言っていただけでした。(なお、ディープインパクトらしきウマ娘の声優担当予定だった青木瑠璃子さんは、同じウマ娘でエアグルーヴを演じております。)
しかし、ディープインパクト産駒である「サトノダイヤモンド」がウマ娘化されております。
サトノダイヤモンドについてはこちらになります。

また、ウマ娘を運営しているCygamesの親会社である「サイバーエージェント」がディープインパクト産駒を買い取ったのは記憶に新しいです。

なお、買い取ったのは「プレミアステップスの19」で、馬名はドーブネとなります。
私からの解説は以上になりますが、「もっとディープインパクトのことを知りたい!!」と思った方は著書「衝撃の彼方 ディープインパクト」をぜひ手にとって読んでください。
そちらの本は、ディープインパクトの一生が書いてある本となっておりまして、かつて競馬雑誌「優駿」で連載されていたコラムをまとめた本となります。
また、ウマ娘ファンでも、ディープインパクト以外のウマ娘化されたサンデーサイレンス産駒の意外な一面を見れたりできる本でもあります。
まとめ
まとめに入りましょう。
ディープインパクトは、私が語るまでもない最強伝説を持っており、更に娘であるジェンティルドンナがディープインパクト産駒初の牝馬三冠、息子であるコントレイルが父に次ぐ無敗クラシック三冠を達成し、種牡馬として好成績を収めました。
そして、ウマ娘には出ていないけれど、産駒である「サトノダイヤモンド」がウマ娘に出ていることが分かりました。
もし、ディープインパクトの伝説について「こんな事があったよー」と教えてくださる方はコメントの方を残してくださると大変ありがたいです。
それでは、次の記事でお会いしましょう、ではまた!!